こんにちは!YUKIです。
今日の「しらさぎS」のポイントは、枠順について記します!
さっそく、かなり極端なこのデータを見てください。
▼注目データ▼
阪神施行の米子S(2019〜2023年)における「枠別」成績データ
1〜3枠 (0.0.1.23) 連対率 0% 複勝率 4%
4〜6枠 (1.4.2.21) 連対率18% 複勝率25%
7〜8枠 (4.1.2.14) 連対率24% 複勝率33%
上記は、近5年のしらさぎSの前身レース「米子S」(阪神施行)における
枠別のデータですが…
一目瞭然、説明不要。
内枠が連対ゼロでほぼ全滅している一方、枠が外になるほど
成績が良化しています。
梅雨時。しかも年によっては使い込まれた不安定な馬場状態。
サマーシリーズ初戦でメンバーが質量とも揃ううえに
前掛かりな馬も多く出走してペースが流れがちなことなど、
いくつかの要因で差しがけっこう決まるのが米子S。
ですから内枠から下げて進めるよりも、中盤までを難なく
スムーズに運べて直線でも進路をしっかりとれる中外枠の馬に
利が働くケースが多い、と言えるのかもしれませんね。
ちなみに…
今年の登録馬の中で、7~8枠での複勝率が50%を
超えているうえに、差し脚質を備えている馬を記しておきます。
ダイシンヤマト 100% 0.0.2.0
ダディーズビビッド 50% 2.2.1.5
コレペティトール 50% 2.0.0.2
ダンツエラン 50% 1.0.0.1
レーベンスティール 50% 0.1.1.2
この5 頭が、本来コース的に不利が生じるはずの外枠を難なく
克服している、今回頼れそうな?外枠マイスターの差し馬たち。
先週の雨中の競馬で阪神の芝は多少なりとも
内側の傷みが進んだはずですし、今週末も天候は微妙。
▼注目データ▼
2014〜2023年の米子S(阪神施行)出走馬の
「前走からの距離延長/短縮」別データ
距離を延長 (2.3.1.30) 連対率13% 複勝率16%
距離を短縮 (2.1.3.27) 連対率 9% 複勝率18%
前走もマイル (5.6.6.39) 連対率19% 複勝率30%
※前走障害出走馬は除く
あえて、リステッド昇格前の年も含めた近10年の
米子S(しらさぎSの前身レース)のデータで記しました。
なぜなら、「前走マイル」組と、他の組の成績差が大きい特徴が 継続的に現れているからです。
2017年・2022年・2023年の3年は 「前走マイル」組のワンツースリーでした。
前走で1400m以下を使ってきたようなスプリンターモードの馬では 脚を溜めて伸ばす阪神マイルがコース形態に合いづらいこと。
とはいえテンが少し流れがちな当レースですので、前走で1800mよりも 長い距離でのんびり追走してきた馬でも間に合わなくなる、ということなのかもしれませんね。
ともあれ、ここまでハッキリしたアベレージ差が表れている 「餅は餅屋」的なレース、ということ。
今年も純・マイラーは評価を少しずつ上げて考えたいと思っています。