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6月15日(日)上半期のグランプリレース「宝塚記念」ココに注目!

重賞レース・展望

私個人としても、ワーザー・スルーセブンシーズたちの激走を予想できた思い出のレースです。

まずは、宝塚記念の1つめのポイントから・・・

今年も、複数のディープインパクト産駒が出走してきます。

さすがはディープ。産駒活動の最晩年となってもG1への出走が活発。

しかし、じつはディープ産駒は宝塚記念との相性が良くありません。

(京都開催の昨年を除いた)宝塚記念でのディープ産駒の通算成績は

38頭出走(1.2.6.29)と、わずか1勝だけ。

連対率も8%。

秀才ディープにしてはかなり低調です。

さらに注目したい点が…その(1.2.6.29)を、
下記のように性別で分けると衝撃のデータ?になります

注目データ▼
ディープ産駒の、宝塚記念「性別成績」データ

牝馬    (1.1.5.7) 連対率14% 複勝率50%
牡馬+セン馬(0.1.1.22)連対率  4% 複勝率  8%

このように、宝塚記念でディープ産駒は、ほとんど「牝馬」しか走っていないのです!

しかも牝馬はデニムアンドルビー・ショウナンパンドラ

ヴィルシーナ・マリアライトなどが人気薄で爆走しましたが

牡馬で好走した2頭は共に人気馬でした。

サトノダイヤモンド等は1番人気で掲示板圏外に消えています。

あまりに大きな成績差。。。

さすがにここまで差がある=何か要因が存在すると思う方がいいのでしょう。

ディープ産駒の牡馬と牝馬では、各産駒にもたらされる「小器用さ」が

違うからこそ、小回りの内回りコースで施行される宝塚記念でこの傾向が

強烈に現れているのかもしれません。

宝塚記念では「ディープ牡馬」を信用しすぎないことが大切と言えますが…

今年出走予定のディープ産駒は、すべて牡馬

個人的には評価するとしても押さえまでが妥当かな、と考えています!

宝塚記念のポイント・2つめ。「関東馬」について

まずは、阪神開催だった昨年を除いた近6年(2018〜2023年)の 宝塚記念における、


関東馬・関西馬別の成績データ
から。

関東馬→(2.2.0.16)連対率20%、複勝率20%

関西馬→(4.3.6.59)連対率9%、複勝率18%

少数精鋭でわざわざ遠征してくる関東馬のほうが成績優秀です。

そもそもそのような関西G1も珍しいですが、

さらに、関東馬で注目したい点が「調教過程」について。

関東馬(2.2.0.16)を、下記のように調教の内容別で分けてみました

すると・・・

注目データ▼
2018年以降の宝塚記念in阪神に出走した関東馬の「最終調教の場所別」データ

美浦のウッド(1.1.0.12)連対率14% 複勝率14%
栗東のCウッド(1.1.0.2)連対率50% 複勝率50%
美浦の坂路 (0.0.0.2)連対率 0% 複勝率 0%
栗東の坂路 出走なし

このように、連対した関東馬4頭は全て「ウッド追い」でした。

しかも、レース直前に早めに栗東トレセンに移って栗東に滞在し、

最終調教も栗東Cウッドで施された関東馬が2023年にワンツーを達成。

連対率50%。

その2頭はイクイノックス&スルーセブンシーズでしたが、ちなみに

2頭とも栗東Cウッドの最終調教の「内容」は全体5Fが68秒以下。

終い1Fが11.3秒以下。

ちなみに3着に入ったジャスティンパレスも

関西馬でしたが、同様の栗東Cウッド追いで同条件を満たしていました。

ここが一つの取捨ラインなのかも・・・?

ともあれ、美浦トレセンでは課す事が難しいタフな調教をレース直前に

施せたうえにレース日の輸送負担が少なくてすむ

「関東馬の栗東滞在+Cウッド追い」=夏の大レースのココで大注目

なのかもしれません。

今年も栗東に滞在したうえで、栗東Cウッドで最終調教を施された関東馬が

出走してくれば注目します。

もちろん、その際の調教内容は要チェック。

あす水曜は東西トレセンで最終調教も行われますね。

注目です!!!

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